7/18 DETERMINATIONS@ソラノネガイ2004

起きたら、もうお昼の12時になろうとしているところだった。
所沢航空記念公園まで、検索したらなんと2時間近くかかるし。
完全に最初のpug27には間に合わなーい。
それどころか、2番手のWACK WACK RHYTHM BANDも頑張ってもギリギリ。


でも、前日の勝手のライブでもらったフライヤーで、
10/3のO-Eastのイベントに、
吾妻光良&THE SWINGING BOPPERS
リトル・テンポ
勝手にしやがれ
スクービー・ドゥ
WACK WACK RHYTHM BAND
DJに小西康陽
が出るのだ。
WACK WACKはこの時に観れるから・・・ってもう行く気まんまん(笑)。
今回は諦めて、最後のデタミに間に合うように家を出る。

実は、エゾ前にチケ代¥5000は厳しい・・・
と行かないつもりだったのだが、エゾに行くのをやめたし、
だったらせっかく近場でデタミを観れる機会を逃すのは勿体無い。
ここで観ておかないと、うっかりサンセットに行ってしまいそうだし(爆)。

所沢航空公園に4時半すぎに到着。
結構スムーズに行けて、あまり遠い!というかんじはしなかった。
航空公園は大きく整備された公園で、その中に野外ステージが設けられている。
ちょうど日比谷公園みたいなかんじ。
で、野外ステージに向かって歩いていると、スカのリズムが響いてくる。
わー、もう早く会場に入りたい!
と走り出したい気持ちに駆られ、思わず早足に。
中に入ると、目の前に広がる光景に、うわーと目を見開く。
斜面を利用して作られた会場は、なんともステージが見やすい。
ステージの前はスタンディングになっており、その後ろにベンチの座席がずらっと。
横と後方は芝生になっていて、シートを広げて寝っ転がっている人がたくさん。
気持ちよさそう。
前で踊りたくなったら踊りに行ったり、座席も適当に空いてるところに座ったり。
それぞれ好きなように楽しんでる。
屋根があるけど、白いシートで明るくて、青空も見える。
周りは木が多いためか、思っていたよりも暑くない。
ちょうどビールが美味しく飲める位の暑さ(笑)。


DJで踊る人たちを眺めながら、2杯目のビールが飲み終わる頃、デタミ登場!
ゆっくりと始まる演奏。
しかし、デタミの演奏が始まるとやっぱり空気が違う。
音が空気を伝わってくる。
って、当たり前のことだけど、なんというか響き方が全然違う。
特に、私は市原さんのトランペットの音色が大好きだ。
どんな巨匠よりも好き。
音を聴いてると、景色とか色とか思い浮かぶかどうか、というのは、私にとって重要なことなんだけど。
以前、フジテレビのFACTORYで、タワレコのCMがデタミだった時に、市原さんのコメントで
「吹いてて景色が見えるんですわ」
ってのを聞いて、あ!と思ったのさ。
やっぱり演ってる側がそうだから、聴いてると思い浮かぶもんなのか。


あと、アルバム「Chat Chat Determination」が出た時に、
「演奏がこなれすぎないように気をつけてます」
ってコメントしてて。
高津さんも「飲んどるかー」って言って、飄々と踊ってるけど、
「CRAZY」とか歌モノ歌ったら、めっさ上手いし。
デタミはもう本当にレベル高いのに、いなたい雰囲気が出せるのは、すげぇなって思う。
なんか垢抜けなくて、でもカッコいい!渋い!みたいな。
私がいいなと思うバンドは音楽性は違えど、そこらへんは共通してると思うんだけど。


ビール片手に踊ってたら、あまりの気持ち良さに、途中で高津さんが
「所沢ー!」って言うまで、ここは所沢だというのをすっかり忘れてた。
プリンス・バスターの「ENJOY YOURSELF」もやったりして、もう最高すぎ。

アンコールは「BAYON」で始まり、やっぱりこの曲はカッコいい!
超キラー。
最後は出演者全員ステージに上がって、広いはずのステージが、人だらけで凄いことになってました。
でも、高津の兄貴はどこにいるか、すぐ分かるっつぅ(笑)。


2時間ちょいしか居なかったのに、もうめっさ堪能してしまった。
しっかりビールも4杯飲んできたし(笑)。
本当に会場の雰囲気も良かったし、来年もあったら行きたいなぁ。
てか、デタミ見たら余計に、サンセット行きたいなぁ・・・
と思ったりして、いや、さすがに行きませんけどね。
高津さん「東京嫌い」て言ってるけど、またたまには東京でもライブをやっておくんなまし。