8/16-17 RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO

ピロウズAXワンマンのほうを先に書いてしまって、前後してますけど、エゾ2日目のことを。
当日の更新はこちら → id:mitu_ito:20080816


朝起きたら、札幌は雨が降ったりやんだりで「あーあ」と思いながら、10時半頃ホテルを出発。シャトルバス乗り場のある地下鉄麻生駅に着くと、シャトルバスの列の最後尾が、改札の目の前まできていたよ(笑)。でも思ったほど時間はかからず、12時すぎには会場に到着。石狩は晴れていた!




2日目に見たステージは山中さわおクリスタルパレスエゴラッピン@レッド、EZOIST@ボヘミアンスカパラ@サンステ。アレ?1日目に4つ見たのに、2日目も4つって・・・のんびりしすぎだな(笑)。


遠目に、サンステにAXワンマンで見た怒髪天のフラッグが見えて「アレ持ってきたんだなー」と思いつつ、友人たちとここで一旦別れることに。怒髪天を途中で抜けて・・・とかいろいろ考えたんですけど、きっとソワソワしてライブがうわの空になってしまうだろうから、すっぱり怒髪天は諦めました。収容人数800人のクリスタルパレスはやっぱり入場規制がかかったそうなんですが、友人の話だと外のモニターでMCは聞こえないけど、歌は聴けたらしいんですけどね。
山中さわおクリスタルパレス。片手を上げながら登場し、会場を見渡して「そうか、そうか、こういうかんじかー」と言いながらセッティングをするさわお。「悪い、モタモタして」「ハリーさんのあとはやり辛いなー」とも(笑)。「こんなにいろんなライブがやってるのに、よく俺を選んだなー」と言いつつ、弾き語りで出演する経緯を。最初、エゾイストは今年は無いと言われ、ピロウズは1日目だったので、どうしても2日目にも参加したかったから「弾き語りでも何でもやるから出させてください」といったところ、あとからエゾイストが決まって「だったら弾き語りはやらなくても良かったんだよなー」って、いやいやいや!また聴きたかった曲がたくさんありましたから。
以前、弾き語りをした時と同じくメトロノームを使い、座って演ってたさわおに、“見えないから立ってー”とお客さんが言うと、「立ってできないから座ってるんだろ!じゃあ立ってできる曲は立とうかな」ってことで演っていったら、ちょうど1曲おきに立ったり座ったりすることになり、途中で「このシステム必要ですか?」と言ってたけど、一段目の段差の一番前で見ていた私ですら、座ってしまうとあまり見えなかったので必要必要!(笑)。立って何の曲を演るんだろ?と思ったら「アルバムについてるDVDに入ってる“Texan Daily Life”という曲を」、わー!この曲、ライブで聴いてみたかったんだよー!口笛の部分は途中でうまく吹けなくなり、さわおも笑ってしまってたなー。そして、“アナザーモーニング”を「あー今日はピロウズのドラムの佐藤シンイチロウの誕生日なんだ〜」と替えてちょこっと歌ったり(笑)。ということで立って歌ったのはテキサンとアナモ二、パトリシア、屋上に昇って、最後の新曲だったかな。
曲の間に、このメトロノームに赤ちゃんの睡眠作用もあってスタジオでカチカチと鳴らしてたら、しんちゃんがグーグー寝だしたことや、前日のピロウズのステージで雨で床がすべって思いっきりできなくて恥ずかしかったこと、今日、声が枯れてるのは、昨日のライブのあとに今夜のエゾイストで歌う曲をカラオケボックスに行って練習したからとか、ハリーさんといえば高校生の時にストリートスライダースのライブに行って打ち上げに入れてもらったけど、結局遠くの席から眺めてただけで終電の時間になって帰ったこと「今日はさっき“お疲れ様でした”と言ったよ」などなど、話していたのですが・・・ふと、ほかのステージの音が聞こえて「これ、モンパチ?モンパチ見ないでこっちにきてるのか?バカじゃねーの!」と言うと、お客さんから“あっちよりこっちだー”との声が。昨日のさわおのMCじゃないか(笑)。
しゃべりすぎて、ちょこっと時間をオーバーしてしまったのですが、最後に「ツアー中に長崎でできた新曲で、ピロウズは来年20周年を迎えるんだけど、スケアクロウみたいなバンドソングをまた作りたいなと思って。いい曲が出来たんだ」と新曲を披露してくれたよ。
あと、その前に演った“白夏”がすごく印象的でした。「ここは銭箱5丁目で、俺の実家は3丁目なんだけど、住所は近いけど1丁がものすごく広いから本当はすごく離れてるんだけど・・・子供の頃に海のそばで過ごしたのを、ライジングサンにくると思い出すので」
“無邪気だった季節をちょっと引っぱり出してきたんだ 白い夏と緑の自転車 赤い髪と黒いギター”
その景色は見たことがないけど、曲をとおして空気を感じることができた気がするよ。

8/16 山中さわお弾き語り@RSR 2008 “CRYSTAL PALACE” セットリスト

 1.Subhuman
 2.Our love and peace
 3.Texan Daily Life
 4.アナザーモーニング(少し)
 5.Across The Metropolis
 6.パトリシア
 7.New Year's Eve
 8.屋上に昇って
 9.白い夏と緑の自転車 赤い髪と黒いギター
10.新曲

その後、ご飯を食べに行こうかなーと思いつつ、ガチャガチャの前を通りかかり・・・ここで思いっきり時間くった!(笑)。自力で出したのは、ピロウズ、ヨコロコ、2001のオフィシャルくらいでしたね。あとは先にやっていた友人からさわおを貰い、交換していくうちにだいたい欲しいのは揃ったかな。エゾイストだけは手に入らず。




ウロウロとして夕陽を眺めたり、テントで休んだりして、次に見に行ったのはエゴラッピン@レッド。レッド前はすごい人だった。飲食ブースのところまで人で溢れかえってたなー。エゴのライブはフェスくらいでしか見なくなってしまったけど、よっちゃんのパフォーマンスがテンションが高くて、良かったと思います。しかし、もう曲が全然分からなくなってしまった・・・“くちばしにチェリー”しか分からんかったよ。新しいシングルが良かったと友人が言っていたので、それは聴いてみようかな。





そして、EZOIST@ボヘミアン。始まる30分以上前に着いたのに、こちらもすごい人!で、カラオケ大会というよりは・・・毎年Queでやってる年末のカバーナイトのエゾ版というかんじ。ヨコロコの演ってたナンバーとか、増子兄ぃのサザンのカバーバンド“破綻オールスターズ”はカバナイで見覚えが(笑)。
そうそう、さわおが後日AXのMCで話してたけど、「盛り上がるだろう」と思って、オアシスの“Rock 'N' Roll Star”と“Live Forever”を演ったけど「全然ウケなかった」と。あと、増子兄ぃの指令で歌った“いとしのエリー”。兄ぃに「あんまりよく知らないんですけど」と言ったら、「カラオケに絶対入ってるから」と言われ、この会話がすでに北海道での会話で、ピロウズマネージャーの三浦氏がサザンとかすごく知ってるから、ピロウズの出番が終わったあと、夜カラオケボックスに三浦氏と行って指導を受けながら、20回以上歌ったという(笑)。3番に違うメロが出てきて、そこでつっかかってたら「またそこですか」とか三浦氏に言われて、いつもと立場逆転。さらには点数が、さわおが87点だったのに、三浦氏が93点?だったらしい。マネージャーに負けるボーカリストて!(笑)。
スパッツに首のバンダナがよだれかけのようで、兄ぃに「赤ちゃんみたいですけど」と言われてた圭介のアースシェイカーとか、キュウちゃんが歌う「長い夜」、さわおのオアシスのバックでキュウちゃんとウエノの懐かしいリズム隊(兄ぃが「投げ銭してもらいたいくらい」と言ってた・笑)、最後は出演者全員での「雨上がりの夜空に」でダイブしまくるさわおとか(やりすぎ!笑)、真夜中にいい大人たちが酔っぱらって遊んでるのが楽しげでしたよ。


そのあと、電池切れのため寄ったドコモブースでまたもや時間をくい、サンステに着く頃にはサニーディの終りのほう。徐々に明るくなってくる東の空を眺めながら迎えた、大トリのスカパラ@サンステ。2005年は曇りで朝日が拝めなかったので、空が朝日で色が変わっていく様は本当に感慨深かったよ。3年越しのライジングサン。