10/9 The ピーズ@荒吐宵祭

最初から最後までなかなか良いテンションのライブでピーズ良かったー。
気持ちの良い演奏に、楽しい楽しい、嬉しい嬉しい。
もうヘラヘラしてしまった。
もっとねぇ、可愛く笑えよ、自分。
でもいいのだ、楽しかったから。


つじあやので柵に寄りかかってまったりしてたら、
去年の荒吐は4曲で私もビックリしたんですけど、今回は増えて5曲です
とか言ってて、えぇーっ、何それ。
主催者ももっと考えてやれよ、っつぅ。
なもんで、あっという間に終了。
そそくさと前へ。


一番前のフロアに行くと、中央の2つ目の柵前がちょうどよく空いていたのでそこへ。
ボケラっと待っていると、アビさんとはるくんがサウンドチェックに出てきたのですが、アビさんの鳴らしたギターの音が・・・あぁー、やっぱり音こもってるよ・・・。
最初に観たマイスティースの時に、ホーンの音があんまり響いてなくて、音響良くない?と思ったら。


爽やかなつじあやのさんからバトンタッチでThe ピーズです
って、はるくんなんか血色良いな、ほっぺたペコちゃんみたいですよ(笑)。
もしや調子良いのかしらと思いながら、1曲目の「ブロイラー」
はるくんベースがズレたりしたのですが、次の「とどめをハデにくれ」で、3人の焦点が合ってバッチリ。
つか、2曲目にしてもう「とどめ」かよ!って、こちらもテンション上がり、
イントロのはるくんのベースで、この曲やるのですか!の「デブ・ジャージ」
仙台肉どころっつーことで、って
“肉 肉にまかせて大いばりー デブ・ジャージ”
肉は肉でもデブの歌じゃねーか(笑)。
時間短いから、アビさん早々にTシャツを脱ぎ。
アビさんも肉食ってるかーとか言って、はるアビ2人で肉肉言ってて、
なんなんだ、このバンドはー!ってはるくん叫んでるし。
はるアビ相変わらずおかしなテンションだ・・・。
あとは、日帰りで帰れるか分かんないけど、また福島あたりで止まってしまうだろうし
って・・・行きの新幹線止まったんですか。
私はダイジョブでしたけどね、地元の電車が遅れて指定を取ってた新幹線には乗り損ねたけど・・・。
次の日、ホテルの部屋に配られた新聞を見たら、東北新幹線午後から十何本運休したらしく。
はるくんとアビさん、ちゃんと帰れたのかしら。


そして「生きのばし」も良かったけど「サイナラ」がものすごく良くて。
ミドルテンポでメロディアスなこの曲は、かみ合ってないとモタついてしまって、
演奏と歌がちぐはぐになってしまい、微妙・・・と思うこともあるのですが。
あ、言っちゃった、たまにね。
私が観たライブではあんまりないけど。
以前、beatripのサイトで3月のLOFTのつるロックの映像を配信してるのを見たら、そんな感じだったのよね。
この日は、しんちゃんのドラムがしっかりとキープしながらも跳ねるリズムで、
はるくんのメロディが伸び伸びとしていて。
アビさんの尖がってるギターが曲を引き締めていて、
清清しいくらい心地よくて、自然と音に合わせて、心も体もノッてしまう。
時間が30分ほどと短かったのが残念だったけど、やっぱりピーズは格好よい。


1.ブロイラー
2.とどめをハデにくれ
3.デブ・ジャージ
4.生きのばし
5.ドロ舟
6.サイナラ
7.バーゲン


同行していただいていた友人にも、ピーズ好評。
しんちゃんのドラム絶賛。
久しぶりにギターのカッコいいライブを観たーって。
は、はるくんは?
ドラムとギターばっかり見ちゃって、あんまりボーカル見てなかった、だって。
はるくん立場ねぇなー。
でも声がよく通っていて良かったですよ。
つか、しんちゃん絶好調で。
アビギターも相変わらずのカッコよさだったけど、音響が悪かったのが悔やまれる。
ジャキジャキに尖っててエグくて、心臓を掴まれるような感じなのだ、アビギターは。
友人2人とも、ワンマン行こうかなと思ったー、とまで言ってくれてビックリ。
まさかそんな言葉が出てくるとは思わなかったのだ。
1人は私とかなり趣向が似ていると勝手に思っているのだけど、
もう1人の友人はUKロック寄りの音を好むようなので。
ちょっとというか、かなり嬉しかったです。わーい。
とにかくワンマンはいいよ、本当に。
私も最初はイベントで興味を持って、ワンマンでハマッたくちなので。
12/23(祝) 大阪BIG CAT
12/26(日) クラブチッタ川崎
ですよ(宣伝)。
都合がつけばゼヒー。


そのあとはロビーでしばしマッタリ。
木のテーブルとベンチが置いてあり、その周りに雑貨屋みたいな店があって、なんかファミリー向けな造り。
普段はフリマとかやってるらしい。
そんな空間に、Tシャツジーパンの人々がたむろしてるワケですよ。
ピロウズTとエルレT多し。
ストレイテナー目当てのAさんいわく、テナーとエルレならエルレのほうが人気あるそうだ。
へー、そうなのか。
どちらもよく名前を聞くから、同じくらいなのかなーと思ってた。
そのエルレは、お昼ごはんを食べてからきたら、終わってて観てません。
ま、いいや(いいのかよ)。
なので、その次のマイスティースから観て。
マイティは5月の野音のイベントで、エゴとロザリオスと明星と一緒に出た時にも観たのですが。
ボーカルの次松くんが相変わらず酔っぱらってるのか、こういうテンションなのか謎。
前半はちょっとグダグダな感じだったけど、後半のほうは演奏にまとまりがあって良かった。
マイティはオーセンティックスカだけど、やっぱりロックステディとかレゲェに近いなぁ、と。
もう少し土臭さがあると、かなり私好みなんだけど。


FTK & Kは結局観ずに、ストレイテナーでまた中へ。
テナーはFACTORYでピーズとかZAZENと一緒に出た時以来、2度目だったのですが。
音響が最悪でよく分からなかった。
しかし、ミッシェル好きなだけあって、曲の出だしがミッシェル臭がしたり、
ドラムの子のタム回しがキュウっぽかったりして、ちょっと微笑ましい。
リズム隊に対して、ギターがスカスカすぎ!と散々言っていたのですが、
あとで考えたら、アビギター聴いたあとだから余計にそう思ったのかも。
それにしてももう少し頑張っていただきたいところです。
つか、ひなっちストロングすぎ、ノリが。
明らかに浮いてます。


ピロウズはビンテージのイベントの時も思ったけど、普通に人気ありますよね。
今回一番ピロウズの客が多かった気が。
そしてギターのPeeちゃんはいい音鳴らしますね。
なんというか指使いのニュアンスが艶っぽい。
「この世の果てまで」で始まり、「ハイブリッド レインボウ」で終わったのだけど、最後の3曲くらいが良かったかな。
今回どのアーティストも1曲目からガッツリという感じではなかったから、
やっぱりやるほうもやりづらかったのかしら。
あ、しんちゃん2ステージお疲れさんでしたー。


1.この世の果てまで
2.WAITING AT THE BUS STOP
3.ターミナル・ヘヴンズ・ロック
4.I khow you
5.バビロン 天使の詩
6.その未来は今
7.ハイブリッド レインボウ


最後はシアターブルック
さすがベテランで上手いんだけど、曲の尺が長い。
終わるのかなーと思うとアウトロで引っ張ったりして、聴いててちょっとダレてしまった。
セッションは全員出てきて一緒のやるのかと思いきや、1人づつ出てきてシアターの演奏で歌うという形で。
レヨナとバクチクのあっちゃんは、佐藤タイジさんが提供した曲を歌ってたらしい。
グレイプバインの人はどうか分からなかったけど。
バクチクのあっちゃんは出てきた瞬間に思わず、本物だー!と言ってしまった。
一通り聴いてきた私は、若かりし頃ビジュアル系も聴いたんだけど、バクチクは通らなくて。
曲は聴いたけど、ライブは観たことなかったのだ。
にこやかに登場したと思ったら、歌い始めたらボーカルも立ち振る舞いもパワーあって、なんだか凄い!みたいな。
今日の出演者のカラーからしたら、かなり浮いてましたけど。
1曲歌って、またにこやかに去ってゆきました。
一瞬の出来事であった・・・。


会場はAXくらいの広さだったけど、客の入り具合がゆるくて楽チンで。
車を出していただいたので、何の苦も無く会場に行けたし。
本当に助かりました、ありがとうYちゃん。
それなのに、次の日起きたら足パンパン。
ピーズの30分だけで筋肉痛?
ダメダメだなぁ、自分・・・。