12/17 The ピーズ “ONE MAN LIVE 2007”@名古屋ell.FITS ALL

Zeppから始まり、大阪、京都、名古屋とライブ4連チャンから帰ってきました。このうちピーズは大阪と名古屋の2本でしたが、今回、アビさんは両方ともリーゼントでしたね。代官山もリーゼントなのかな。大阪でははるくんがご機嫌だったし、しんちゃんはライブ連チャン、明らかに二日酔いで死にかかってましたけど(苦笑)、決して悪くはなかったのですがね。名古屋のライブは、ここ最近見たピーズのライブの中でも特に良かった気がします。では、名古屋のほうだけですが、簡単に感想を。
ell.FITS ALLは初めて行きましたが、1階にあるELLをそのまま小さくしたかんじだったので、私は後ろの段のところで見ることに。前で友人たちと一緒にはしゃぐのも楽しいけど、今回はステージ全体を見渡せるところで、じっくり聴きたい気分だったので、別々で見ることにしました。実際、前のフロアは若者が飛び跳ねまくってて、ダイバーも数名出る盛り上がり。前に行ったらとんでもないことになってたよ、あぶないところだった(笑)。
1曲目の「ふぬけた」が始まった瞬間から、ステージの緊張感にグッと惹きつけられたよ。序盤の「ひとりくらいは」あたりで音がとりづらそうだったはるくんが、そのあと「急に頭痛くなった」と言い始めたときは、また耳がやられちゃったのかとヒヤリとしたし、MCでは物販宣伝に取り出したタオルを頭にベロンとかぶったまま1曲歌い続けたり、相変わらずのピーズペースだったんだけど。「耳鳴り」の時には、「(ステージの)外の音が聴いてみたい」とステージと客席の間にマイクスタンドを下ろして歌ったりね。お客さんと同じ高さですっかり埋もれてしまったはるくんは「心の目で見てくださいー」と言ってて、そんなライブてアリなのか!と思ったけど、はるくんの様子がまったく見えなくても、しんちゃんがずっとはるくんのほうをニコニコしながら見守るようにドラムを叩いていた姿や、曲の間中、ステージの端から端まで行ったり来たりしながらギターを弾いていたアビさんが、最後、アウトロのギターソロのところではるくんのそばで弾いていたのを見て、なんかバンドの信頼関係が垣間見えて、ちょっと感動しちゃったよ。たぶん、はるくんはあの位置では “外の音” はあんまりよく分からなかったと思うけど、この日はボーカル、ベース、ギター、ドラムのバランスがとても良かったんだ。
「肉のうた」とか「脳ミソ」はトバシてて格好良かったけど、でも格好良いライブというよりは、むしろヨレヨレなんだけど・・・すごく良かった。「ギア」で “つなげ 入るならローでもリバースでも ブサイクでも不器用でも動かすまで” と歌っているけど、本当にそんなかんじで。はるくん、格好良かったです。


セットリストは順番が間違ってるところがあると思います。

12/17 The ピーズ@名古屋ell.FITS ALL セットリスト

 1.ふぬけた
 2.生きのばし

 3.無力
 4.ドロ舟
 5.リサイクリン
 6.リトルボウズ

 7.アル中
 8.赤羽ドリーミン
 9.ひとりくらいは
10.シニタイヤツハシネ

11.植物きどりか
12.実験4号
13.東の窓
14.三連休
15.ギア

16.クリスマス
17.犬ゾリ
18.ブロイラー
19.カラーゲ
20.肉のうた

21.脳ミソ
22.ノロマが走っていく
23.サイナラ
24.耳鳴り
25.とどめをハデにくれ

(EN)
26.どこへも帰らない
27.焼めし
28.日が暮れても彼女と歩いてた
29.タクシー
30.何様ランド