11/19 The ピーズ presents 晩秋シリーズ06@新宿紅布

「俺らがライブやるから毎週雨なんだろ」とアビさんが言ってたけども、先週に引き続きこの日も雨(笑)。しかもかなりの大雨ですよ。しんちゃん雨男パワー全開だーと思ってたら、帰りがけにレディキャロ@リキッドを見に行っていた友人からメールがきて、レディキャロも今日ライブだったんだっけ・・・あ、こっちのドラムの真也くんも雨男じゃないか!じゃあしょうがない、と一人で納得してしまった(笑)。


紅布で晩秋シリーズをやるのは今回が初めてですね。というか、紅布で対バンありってずいぶんと久しぶりで、なんとなくヘンなかんじがしつつ、最初はMILK & WATER。初見です。ボーカルのひとがニールヤング、ドラムのひとがラモーンズのTシャツを着ていたり、1曲目の歌詞に「ブリロー」って出てきたり、60年代とか70年代あたりのロックンロールが好きなんだろうなと最初はわりといいかなーと思ったのですが。2曲目以降、ギターが2本になったら、なんか微妙だったかも・・・。もうちょっとシンプルなほうが好きかな。ボーカルのひとがMCのたびに「こんばんわ、MILK & WATERです」って言ってて、これ最後まで言うのかなと思ったら、あと2曲というところでも言っててちょっと笑えた。そういや、「実験4号ー!」と叫んでから入った曲があったけど、別に曲とは何の関係も無さそうでした(笑)。曲順表を見たら「サイナラ×3」とかいうタイトルの曲とかあったし、ピーズ好きなんだろなと思いました。


50cc。もりくんはMTハピネスやらで、ベースのアキラくんは赤羽ブリローで見ていたけど、50ccで見るのは前回の晩秋シリーズ以来ですかね。ギターに細身で長身の可愛い女子、アキちゃんというひとが入っててビックリ。たしか以前は、aikoだかのバックをやってるってひとがギター弾いてたと思うのですが。とにかくアキちゃん浮きまくりですよ、いろんな意味で。あ、もりくんのダンスが無かったなー。アレ見ないと、もりくんを見た気がしないよ(笑)。来月、50ccとは別に「パンティーハイスクール」というバンドでライブをするそうで、小五郎さんのSKASHとかと対バンらしい。これをあとでピーズにネタにされて、ダメ出しをくらうのですが(笑)。


The ピーズ。セッティングが終わって、一度引っ込むかどうするかはるくんとアビさんが話して、「じゃあ後ろ向くか」ということで後ろ向きに。しんちゃんも後ろを向いて、壁に向かってスティックを叩いてた姿がちょっと笑える。照明が暗くなりSEがかかると、はるくんが振り返り「あ、SEこれなんだ。SEを用意してるって言うから、後ろ向きになったのに。ふーん、これなんだ」かかったのはクリスマスソング。ちょっと微妙(笑)。「紅布はいつもはワンマンだけど、対バンにして友達を増やしにきました!楽屋が人だらけで外で待ってたら凍えてしまって、だからライブやるの楽しみにしてた」と言ったはるくんは、黒のお股Tシャツですよ。このTシャツ着てるの久しぶりに見たよ、一時は毎回着てたけど(笑)。しんちゃんは野音のハーレーTシャツ。そしてアビさんは途中で上に着ていたシャツを脱いだら、赤Tシャツの胸に「俊平寿司」のワンポイントが。なにこれ、誰かがTシャツくんで作ったとか?(笑)。
「焼めし」始まりで、今回はわりと似た曲調の曲が並んでたかな。「ドロ舟」で口ずさんでたら、楽しそうに歌うはるくんに思わずなごむ。MCでとくに話すことを考えてなかったらしいはるくんは、思いつくままにしゃべる。「アビさんは帽子かぶってるけどハゲてるワケじゃないぞ〜。というか、最近増えてる気がするんだけど・・・疑惑が!」叩いて増やしたり、植えたりしてるのか(笑)。クールスのタオル広げて歌い始めたはるくん「あ、これ横浜銀蝿の曲だった」とか。そして「パンティーハイスクール!」と叫ぶはるくんに、アビさんが昔ツアーでパンティの話をしたら「今はもうパンティって言わないんだよ、パンツって言って」とあとで人に言われた話をして、このバンド名はどうなんだと。「つーかさぁ、小五郎が〝次のライブはパンティハイスクールと〟って言うと思うか?」とはるくん。たしかに、小五郎さん言わなそうだ(笑)。最終的に「ブルマハイスクールでいいんじゃないの?」ということに。もりくん「ごきげんブルマ」って曲もありますしね(笑)。
途中で曲順表をどこかにふっとばして探すはるくん。はる「カンペはしっかり貼ってあるんだけどさ〜」、アビ「今日よ、はるが曲順表を書いてくれたんだけどよ、小さくて見えねぇんだよ。自分で書き直したぜ」はるくんのメモ帳サイズの曲順表に対して、アビさんのは太いマジックでデカデカで書かれていて「見えなかったらコレ見ていいよ」などとアビさんが言いつつ(笑)、「ゲロ・サーフィン」へ。イントロの頭がちょっと加えられて、今までより全体に音が厚くなったように思ったのだけど、アビさんのギターアンプからの音が鼓膜に直撃してたので自分の耳はあまり信用出来ないかも。でも以前より、格好良いなーと思ったのはたしかです。
そして、しゃべろうとしてドモリまくるアビさんに「何緊張してんだよぉ〜」とはるくんのツッコミが。「チンポって言ってみ」とはるくんに言われて、「チンポ!」と照れながら後ろを向くアビさん。はる「アビさん、カワイイ〜。よし、アビさんの周りをチンポって言って囲むんだ。チンポサークル!」、アビ「そう言えば、チンポで死ねる人生ってのもすごいよな」いじめ問題のですか、ズボン下ろしにあってた子がいたよね。つか、チンポでココまで盛り上がれる40代もある意味すごいと思います。アビ「こんな話してると、またイカちゃんにダメ出しされるんだぞー。3ヶ月後とかに」、はる「チンポ1本であそこまで引っ張るかとか」あとでダメ出しと言わずに、今すぐこのおじさんたちを止めてください(笑)。
はるくんの一人小芝居なライブ告知のあと、あっという間に本編ラスト。アンコールで「帰ってください」と言いつつ始まったのが「どこへも帰らない」。帰るのか帰らないのかどっちだ。おでかけですか、そーだ、いってらっしゃーい。最後の「生きのばし」が終わって再び手拍子をするフロアに、はるくんが出てきて「帰ってくださいー。続きは熊谷(のワンマン)で!」
紅布はいつもワンマンだから、やっぱり対バンだと物足りないなー。紅布はゆるいだの言ってるけども、ほぼ毎月やってくれて、タイムマシーンコーナーやら曲いっぱい聴けるありがたみを今さらながらに実感。