4/29 ARABAKI ROCK FEST. 04292005@仙台港

9時すぎに仙台駅に到着。多賀城駅からバスに乗るか、中野栄駅から歩くか迷って、歩いていったのだけど意外と近かった。駅から真っ直ぐ行って国道に出るとaccelが見えて、15分くらい。そこからBAY SIDEのゲートまで結構距離があったのだけど。会場に着いて、鰰ステージに行くと意外とこじんまりとしていて、ステージとブロックの距離もあんまり離れていなくて見やすい。

11:45〜 The ピーズ

いつものように、アビさん自らセッティング。そのあとサウンドチェックで、ヴィンテージのワカさんがギターの音を出せないのを見たアビさんが出てきて、ギターを鳴らしたら客盛り上がり。そのまま少し弾いて、アビさんご満悦(笑)。
「いい天気だぁー・・・いい天気だぁー!」とはるくんが言って始まったのが「グライダー」。去年の野音は雨で、雨の中で聴くのも意外と良かったけど、やっぱりこの曲は晴れた空の下で聴いてみたかったんだよね。ピーズは雨だって言われてて、てはるくんが言ってたけど、正直、また雨降るんじゃないかと思ってましたよ。ああ良かった、晴れて。そういや、はるくん歌い出しの声がやたら高くてビックリ。一瞬トモくんかと。あとでアビさんに「オメメが二重」と言われ、「こんな時間に血のめぐりが良いわけないダロー!」と咆えてたけど、結構頑張ってましたよ。ギターソロのところで、はるくんもステージのふちまで出てきてベース弾いてたり。
でも、MCの反応がなんだかいつもより遅くて、それが可笑しかったー。「今年はキョンキョンはいねぇのか。じゃあ俺をキョンキョンだと思ってくれ」と言ったアビさんに、ややしばらくしてから「思えるわけないダロー!」・・・はるくん遅いから(笑)。あとは「もうゆるゆる。ちびってます」とか言ってて、ゆるゆるって言うからまた下ネタにいくのかと思ったらそっちですか。思わず爆笑。アビさんもツボにハマって笑いが止まらないまま「とどめをハデにくれ」に突入とか。風にのって遠くの音が聴こえてきて「勝手にしやがれ?最近のバンドよく知らないから」とはるくん。最近のバンドっちゃーそうだけど、でもカズさんとか福島さんは、はるくんなんかの1コ下とかじゃないかと。勝手、格好良いですよ。ちょっと前のルーディな感じのほうが好きでしたけど。
そんな感じで、はるくんもゆっくりやってるねーと言ってたけど、このぐらいがちょうどいいなー。イベントだとダーッとやって、あっという間に終わりという感じが多いので。ゆるさが野外の雰囲気に合ってたし、演奏も3人のバランスが良かったし、なかなか良かったと思う。最後、アビさんがまだ演りたそうだったけど、ほんと気持ち良かったもんねー。そうそう、新曲は「耳鳴り」と「のろま」を演ったのですが、「のろま」のギターソロの前のしんちゃんのスネアだけになるところとか、スコンと抜けていって爽快だった。今度は真夏の炎天下に「井戸掘り」とか、夕暮れに「日が暮れても彼女と歩いてた」とか聴いてみたい。その場に立ち尽くして、一歩も動けなくなりそうだけど。

  1. グライダー
  2. ドロ舟
  3. 耳鳴り
  4. サイナラ
  5. 生きのばし
  6. のろま
  7. とどめをハデにくれ
  8. 脱線

終わって、何気なく自分の腕を見たら焼けてる!リストバンドの跡が薄っすらと。日焼け止め塗ったのにー!

13:00〜 the pillows

しんちゃん続投でピロウズ。途中で客からしんちゃんお疲れーと声がかかると、親指立てて余裕といった感じ。グッジョブだー、しんちゃん。そんなしんちゃんは、さわおくんにピーズの時の横わけが凄かったって言われてた。風で。はるくんがアビさんに、40歳になるとズボンがピカピカと言ってたのを受けて「40になると横わけでズボンはピカピカ」とさわおくん(笑)。
「この世の果てまで」で始まり、ちょっとPeeちゃんのギターが聴こえづらかったんですが、次の「Walk'in on the Spiral」からはバッチリ聴こえて良かった。やっぱりPeeちゃんのギター好きだー。と思いながら見ていたら、なんだか横に押されてる・・・柵を必死に掴んでも、ズルズルとさわおくんのほうへ。Peeちゃんから遠ざかるじゃないかー!
「こんな時間は無理だって言ったんだけど、ピーズがロックンロールをビシッと決めてたんで」ということで、ピロウズさんは結構トバしてあっという間。「Runners High」が楽しかった。今度はワンマン行こう。

  1. この世の果てまで
  2. Walk'in on the Spiral
  3. その未来は今
  4. Funny Bunny
  5. I know you
  6. ノンフィクション
  7. Runners High
  8. Ritalin 202

さて、ここでごはんー!と思っていたけど、猛烈な暑さと砂煙に、食べる気ゼロ。とりあえずビール飲みながらフラフラ。イースタンを1曲聴いたところで、踊りたいなぁと思い、スカパラへ。適当な場所を探して、PAの後ろあたりに。なんだか音が全然届かないんですけど。でも前に行く気も無かったので、もう踊れればいいやと思ったのだけど、ちょうど演ってる曲が「世界地図」・・・欣ちゃんのドラムは好きだけど、歌はビミョウだ・・・。というか、スカパラメンバーは誰が歌ってもナー。そのあと、「ルパン」「MONSTER ROCK」「SKA ME CRAZY」という並びだったので、久々のスカダンス
次はKOOLOGIへ。奥のステージまで遠いー。ちんたら歩いていき、やっと辿り着いてステージを見ると、AKIOとアベはこの暑さの中、エレクトリックの黒のつなぎである。あんまり人が詰まっていないので、結構前のほうまで進む。途中でまたビール買ったり寄り道してたので、4曲くらいしか聴けなかったのだけど、クアトロで見た時と特に印象は変わらず。やっぱりしばらく間を空けよう。立て続けに見ても思うことは一緒だ。ライブ中ふと、アベはKOOLOGIでは神社やらないのかと思って、そういやアビさんとPeeちゃんが最後に神社やってたなーと。Peeちゃんはそのまま横向いて、スタッフにギターをハッと手渡してたのが可笑しかった。

15:20〜 THE BAND HAS NO NAME

真ん中あたりで見てたのだけど、風で音が流されて。それは仕方ないとしても、民生のボーカルが聴こえづらい。ヤックがメンバー紹介をするまで、ギター3人いるのが分からなかったほど、音が割れていた。ピーズ、ピロウズを前で見た時はこんなに酷くなかったから、風向きとか居た場所が関係していたのかもしれないけど。やっとノッてきたところで、ライブ終了。微妙・・・。前半は新曲だったのだけど、以前からの曲のほうがやっぱりノリやすい。こなれてきたら、新曲はシブ格好良くなりそうでしたが、今の時点じゃ、シブすぎだろーって感じ。あー、ヤックが「おっさんバンドですが」って言ったら、民生が「客も結構おっさんだよ」って。ウルサイよ、民生(笑)。

15:55〜 エレファントカシマシ

バンハズの前にトイレに行ったのに、ビールばっかり飲んでるせいでまたトイレに並ぶ。ミヤジの雄叫びが響いてきて「男は行く」「悲しみの果て」と2曲見逃す・・・。やっとステージを見る。新曲を立て続けに演っている。目の前に広がる光景がハマリすぎてて、本当に格好良かった。傾いてきた太陽の光、ステージ、空。ライブハウスで間近で見たのももちろん良かったけど、こういう広いところでもしっかり響いてくる。石くんのギターが特に良かった。
このあと、大西ユカリと新世界を見てみたかったのだけど、夢メッセのロッカーに荷物を入れていたので、閉館する前に取りに行かなくてはならなくて断念。休みなく動き回って疲れてたし、冷えてきたので、ここで会場をあとにすることに。さわおくんがMCで「あとで耳の穴と鼻の穴チェックだな」って言ってたけど、普通に顔洗っただけで水が茶色だったよ。うへー。でもこれだけ見れて満足ー。フェス全体としては、これぐらいどうってことねぇよって感じ。初めてのフェスが2003年のどしゃ降りのフジロックで、ドロドロになって歩き回ったのでね。もう雨さえ降ってなきゃOK(笑)。