1/24　ウンガラガッタ tour '09 “新春接近戦10連発” −トーキョーブラッサム VOL.24− 怒髪天 VS the pillows＠LIQUIDROOM

「雨＋雨は雪」
と増子兄ぃが言っていたけど、怒髪天とピロウズ。
雨バンドが合わさると雪になるようです(笑)。
といってもチラっと降っただけで、私は雪には遭遇せずにリキッドへ。
いつものように段の一番前を・・・と思ったらステージ正面のイスが空いていたので、迷わずイスに座る。
座ってても視界を遮られることはないし、なによりココは音が良い！
好きなバンドのツーマンで、はしゃぎたい気持ちもあったけど、座ってても拳はあげられるので。ははは。

もちろん先行はピロウズ。
「連れてってやる、この世の果てまで」で始まった1曲目の「この世の果てまで」。
Peeちゃんのギターがクリアに聴こえてきて、思わず釘付けに。

「ノンフィクション」では途中のブレイクで、イベントだと「こんばんわ、ピロウズです」と言うことが多いのですが、水を飲んだりタオルでゴシゴシと汗を拭き始めるさわお。
今日はしゃべるのかー？と思ったら、札幌に住んでる、さわおの一番上のお兄さんの奥さん（義理のお姉さん）からメールがきたそうで、その子供（さわおの甥っ子）の話。
こと細かく説明しつつ話してたんですが(笑)、甥っ子のTくんと、小学校1年からずっと仲の良いYくんが、
「お前のおじさん、山中さわおっていうの？俺のおじさん、上田ケンジっていうんだ」
えええーーーーー！！！
会場、騒然ですよ。そして、
「これはノンフィクションです」
と再び曲へ(笑)。
いやー、驚いたわー、いくら同じ北海道だとはいえ、さわおの甥っ子と上田ケンジ（ピロウズ初代べーシスト）の甥っ子が友達って！
「小学校1年から中学に上がるまでずっと仲が良いのに、今まで分かんなかったのもすごいけど、まぁ中学生にしてみれば上田ケンジもピロウズもチンプンカンプンだろ？なんで分かったかというと、Yくんが“俺ミスチルと写真撮ったことがあるんだぜ”って言って、“僕だってあるよ！”ってなって・・・ということだったらしい(笑)」
ミ、ミスチルかー・・・なるほどね。
「二人バンド組まねぇかな？それで、Yくんが抜ければいいのに」
って、オイ(笑)。
あとは、さわおがタクシーで来る時に（ロックスターは今日は電車じゃなかったのか・笑）、「リキッドルーム」と言ったらタクシーの運転手さんが「ジャズハウスでしょ」と言って、ん？と思ったらリキッドの外壁に“オルタナティブ・ジャズ”と書かれてたそうで、淳くんに「ジャズっぽいの弾いてよ」と、しんちゃんとPeeちゃんも加わって即興で演奏したり・・・さわおは聴いてるだけでしたけど(笑)。
さわおの占いコーナー？（このネタ、プレデタのライブでやっていた）では、Peeちゃんに向かって「今、ドキドキとほのぼのだったら、どっち？」と聞き、Peeちゃん「ドキドキですね」、さわお「天秤座でしょ？残念ながら12位なんだけど(笑)・・・ほのぼののほうがいいらしいよ」、Peeちゃん「はぁ〜い、わかりましたぁ〜」、さわお「ソレ、ほのぼのなの？カワイソウな子みたいなんだけど？」あはは！
ほかには「楽屋でずっと増子さんに笑わせられて、すでに声が枯れてる」とか「とっとと終わらせて早く飲みに行きたい」とか言ってたよ、さわお。

この日は「確かめに行こう」が良かったな。
ステージの緊張感が感じられて、ジーッとステージの光景と音に集中してしまったよ。
“うまく笑えなくたっていいよ　泣きたい時は泣いてもいいよ　こっそり弱音吐いてもいいよ　偽りのない世界まで確かめに行こう”

しかし、先日の高円寺HIGHのワンマンは“MY FOOT”祭り？だったけど、今回は“Wake up!Wake up!Wake up!”から3曲立て続けに。
そういえば「BOAT HOUSE」って、さわおがエレアコ弾いてたよね・・・この日はいつものサイクロンで弾いてたけど。
そもそもレコーディングでそのエレアコを使ったら、欲しくなってねだって買ってもらったんだよね。
37万って、さんざんツアー中に自慢してたよねー(笑)。
2月のアコースティックライブで「BOAT HOUSE」やりそう。
そうすると「Black Sheep」も？・・・なーんてね。

「Finger post of magic」は今回は“エア怒髪天”で、O-EASTで一緒にやったのが楽しかっただけに残念ー。
フロアから「えー」と声があがったら、
「じゃあ楽屋行って呼んでこいよ！（そんな無茶な）出番前だぞ？ムリだろ？今頃タイヘンだぞ、こうやって・・・」
とクシでリーゼントを梳かすマネを(笑)。
“エア兄ぃ”だ！(笑)。
最後、「リトバス」で終わりかな？と思ったら、
「WAITING AT THE BUSSTOP！」
のタイトルコールに、思わず「わーーー！」と声をあげてしまった。
久しぶりに聴いたなー、最近友人と「聴きたいねー」と話してたから嬉しかったな。
“みっともなくたって　こうしていたいのさ”
のところで、さわおが手でウサギの耳にするのも久しぶりに見たよ（アレ好き！）。

1/24　the pillows＠LIQUIDROOM　セットリスト

 1.この世の果てまで
 2.I know you
 3.ノンフィクション

 4.Skinny Blues
 5.プロポーズ
 6.BOAT HOUSE

 7.バビロン 天使の詩
 8.確かめに行こう

 9.Finger post of magic
10.No Surrender
11.LITTLE BUSTERS
12.WAITING AT THE BUSSTOP

転換中にトイレに行ったら、ロビーの反対側の壁まで列ができていて焦った！
怒髪天始まっちゃうかもーと思ったけど、無事に始まる前に戻れたよ。

SEが鳴って登場。
1曲を始める時に、MCから入るバンドは怒髪天くらいだと思う(笑)。
黄色に赤い字で、タワレコカラーのシャツの増子兄ぃ。
「アレ？この色は・・・なんだかいやらしい話になってまいりました！」
と言って(笑)、始まったのはもちろん「NO MUSIC, NO LIFE.」
選曲はワンマンの縮小版といったかんじ。
千葉LOOKではやらなかった「傷跡のバラッド」が入ってました。

2つ並べられた両バンドのバックドロップを見て「日本刀と剣で同盟国ですから。実体化して坂さんに刺さればいいのに」とか、
「ギターやるやると言ってて（兄ぃはギターがまったく弾けない）やっとギターを手にいれたんですけどね。Peeちゃんがアメリカツアーで使ってたギターを拉致してきました。ハードケースごと！もちろん借りパクしますけどね」とか(笑)、
ピロウズ結成20周年だけど、怒髪天は結成25周年→「誰かトリビュートでも作って祝ってと楽屋で言ったら、山中が“俺ですか？俺ですか？”と。自分たちで祝うのはおかしいから、周りが祝ってくれないと」、
さわおと上田ケンジの甥っ子が友達という話を受けて、「北海道はせまいです」と“北海道が100人の村だったら”怒髪天ピロウズバージョン、坂さんは曾おじいちゃん、
今年の抱負では、兄ぃは「坂さんに告知をまかせられるようになること」(笑)。

あとは「ピロウズはいい曲が多い、男の俺でもキュンとするね。“キュン死に”しますから」と言ってたけど、
「ドンマイ・ビート」のベースソロとギターソロの時に、シミさんと上原子王子の横で“レゲエダンス”を踊り狂ってた兄ぃに“笑い死に”するかと思ったよ(笑)。
「酒爆」の最後に兄ぃがダイブ、そして一本締め。
えー？もう終わり？？？
といっても、曲数はピロウズと1曲しか変わらなかったんだけど、怒髪天のほうがすごく短くかんじたなー。
でも、いつも通り楽しかったですよ。

1/24　怒髪天＠LIQUIDROOM　セットリスト

 1.NO MUSIC, NO LIFE.
 2.北風に吠えろ！
 3.蒼き旅烏

 4.ビール・オア・ダイ
 5.労働CALLING

 6.鉄砲玉ぶるーず
 7.傷跡のバラッド

 8.全人類肯定曲
 9.寄り道
10.ドンマイ・ビート
11.酒燃料爆進曲