11/9 THE PREDATORS “SHOOT THE MOON TOUR”@横浜BLITZ

もう一週間経ってしまったけど、プレデターズのゼップツアー、ラストは追加公演の横浜BLITZでした。傘を差すほどではないけど、雨がポツポツとしていて寒かった横浜。キャパ1700の横浜BLITZで、1600番台のチケットだったこともあり、開場時間を過ぎてから会場へ。しかし着いたら、呼ばれている番号は600番台・・・結局、寒い中20分くらい待ったよ。中に入りロッカーに荷物を入れ、フロアに向かおうとするも、狭い通路には荷物を入れに次々と人がやってくる。その場から一番近い扉に行くには、どうしてもあとからやってくる人たちを無理矢理かきわけて行かなくてはいけなくて、やっとたどり着いたらそこはジロウくん側だった。人がいっぱいだーと思いながら、反対側にまわったら、こちらも下のフロアは後方までいっぱい。どうせ始まったら詰まるからと後方で待機していたら、開演直前に壁際のほうに、前へ行く人の流れができたので前方の端に潜り込む。ゼップだったら、扉がいくつもあるから好きな場所へ出入りできるのに、横浜BLITZの構造はビミョウだな。


さて、ライブはというと、さすがに回数を重ねているのもあって、さわおもあまり緊張している様子もなく。ゼップと違って、カメラも入ってなかったからね(笑)。
そして、“レパートリーの少ない”プレデターズなので、セットリストもいじりようがなく、新曲の前振りのMCも同じ話をするワケで・・・さわおが「この中でゼップもきた人」と言うと、大多数の人が手を挙げて、「こんなにいるのか・・・今からゼップで話したことと同じ話をするけど、初めて聞いたことのように反応してくれると、非常にやりやすい」とさわお(笑)。今回はシンペイに「短い」とダメ出しされることもなく(笑)、面白かったけど・・・ユルいね〜。あ、いつもは「ジロウジロウ」とすごい歓声なのに、「さわおー」とか「シンペイ」とか満遍なく聞こえてきて、戸惑うさわおが可笑しかったなー。「ジロウくんばかり騒がれてオレが怒る、という図式があるんだから、ちゃんと役目を果たしてくれないと困る!」とジロウ側に向かって言ってたよ。騒がれないと怒るのに、騒がれても怒るのかよ(笑)。
MC明けの曲で、さわおがギターのトーンスイッチを入れ忘れ、ギターだけしょっぼい音になってしまい、さわおが「ギターのココをこっちにするのを忘れて〜」と説明しつつやり直す、というハプニングもあったけど(笑)、「ISLAND」のギターボーカルは素晴らしかった!
“飢えたオオカミが急かすんだ オマエの熱く赤い心臓をよこせ 差し出してやる 平らげろよ でも心はここにある 誰にも触れない 奪えない” 
空を突きぬけそうな歌声に、きちんとギターが寄り添っていて、グッときてしまった。
そんなかんじで、横浜のほうがゼップよりもライブは慣れた感があって良かったんだけど、個人的にはゼップのほうが楽しめたかな。前方でも余裕があったゼップに比べて、横浜は人が詰まっててステージが見辛くて、あちこち移動してはみたんだけど、結局、下がっても人が多くて・・・キャパが狭いハコが良いとは限らないな、と思ったよ。
最後に「短いツアーだったけど楽しかったよ」と名残惜しそうに繰り返していたさわおが印象的だったな。10月のキャンディストリッパーのイベントから始まり、あっという間に台風のように過ぎ去ってしまったけど、3人ともそれぞれ本体のバンドがあるので、これくらいがちょうどいいんだと思う。