6/9 The ピーズ“20周年ライブ”@SHIBUYA-AX

書きかけのレポの続きを書こうと思ったんだけど、やっぱり気持ちがついていかなくて・・・。思ったことを吐き出して終わりにします。


ここから先は、読みたい人だけどうぞ。


私が「ライブが良かったのかどうなのか分からなかった」理由。


AXのチケットがきてから、さんざん私は「後ろで見る」と言っていました。それは、これだけ豪華なゲストが出ることになって、いくらゲストが発表になる前にチケットが売り切れたと言ってもその前に「ゲスト多数」という告知をしていて、OP-KINGのメンツとか予想して買った人も実際居たワケで、ゲストが発表されてからヤフオクの高騰ぶりはとんでもないことになり・・・ゲストが出てきた時にワーッと押されたりしたら、心の狭い私は絶対イラッとくると思った。
ライブ当日。迷ったけど、友人たちと一緒に前で見ることを選びました。イヤなら途中で下がろう、あとからここまで前に来るのはムリだろう、と思いながら。
結果的に、ゲスト1人目がPeeちゃんで、ヒャアヒャア大喜びしたのはこの私です。ホントすみません、ってかんじだ・・・。そうそう、あとから思い出したんだけど、はるくんがいつも「盆栽コレクションのように並べてる」と言ってる(笑)、アビさんのギターアンプの中にorangeアンプがあったと思うんだよね。アビさんはorangeは使わないし、orangeアンプを使う=Peeちゃん、と気付けよ、だ(笑)。
そして結局、最後まで前で見てしまった。本編終盤ではるくんは「具合が悪かったら休んでいいよ。疲れが見えてイヤだ」と言ってて、実際アンコールで下がろうかと思った。でも、「サマー記念日」の手拍子のおかげで、あんなに密集していたのに、その時はさすがに周りに空間が出来て、そこから涼しい風がピューッと入ってきた。生き返ったよー、ホントに。だって、いつもはどんなに暑くても顔にはほとんど汗をかかない私が、額からボタボタと滴るくらい汗をかいた。あとで友達が「もう途中で汗も出なくなんなかった?」と言ってたけど、たしかにそうだった。汗も全部出きったってことか。ひえー!
2回目のアンコール。「Yeah」での、私と友達、3人の壊れっぷりはなんだったんだろう(笑)。最後はまさかの「こじき」。どう考えたっておかしい。「Yeah」1曲で終わるか、もしくは「こじき」→「Yeah」のほうが締めとしては良かったハズだ。でも最後は「こじき」。タイトルが引っかかって音源になってないし、聴いたことない人はポカーン、じゃないか。私は好きな曲だからいいんだけどさ(笑)。だから、温花家さんの「20」の文字のフラワーアレンジメントをはるくんが持ち上げてバラけさせてしまった時は、うわーと思ったけど、その花を客席に投げ入れて終わったのはピーズのライブの終わり方としては締まってたんじゃないかしら。最初の野音の時とか、3人肩を並べてお辞儀とかしてみたりしてたけど、どうにもこうにも照れくささが伝わってきたもんねぇ(笑)。


前で頑張りすぎたかな、とも思う。
あと、はるくんが進行たいへんそうで、アビさんもそれを分かっててフォローしてる形で。
ピーズの20周年ライブなのに、本人たちが苦労するなんて・・・。
どうしてもそれが引っかかって、「良かった」「楽しかった」と思えなかった。
でも一晩寝て、20周年とかじゃないとこんなにゲストを呼んだりすることもないだろうし、ゲストはみんな出すぎてなくてちゃんとピーズのライブだったし、今回はこれが一番良い形でライブが出来たんだろうなと考えたら、ああ良かったなと思ったよ。


たまロカのはるくんのAXのコラム、「生きのばし、何様、とどめ、いきなりブッ飛ばしで気持ち良かったわ」と書いてあるのを読んで、思い出した。たしか、「とどめ」の最後でジャンプしたんだ、はるくん。そのまま、目の前を駆け抜けていったはるくんは、ベースのシールドが抜けてしまったんだ。広いステージを力いっぱい飛んだはるくんは、とても格好良かった。


ライブのしょっぱなに「20年に一度のファン感謝デー」と言ってたね。たしかに、プロ野球のファン感謝デーなんかもスター勢ぞろいだし、こんなかんじかもね(笑)。
でも別にいつだって、良いライブを見せてくれるのが、一番の感謝デーなんだよ。