9/30 SET YOU FREE Vol.173 〜OVER30 FESTA IN 日比谷野音@日比谷野外大音楽堂

調子にのって飲みすぎまして、久しぶりにヘベレケになってしまいました。ここまでヨッパラッたのは、一昨年のスカヴィル(オイスカなんかが出る野音スカ祭り)以来。今年はそのスカヴィルが、セッチューの翌日だったのですが雨が降ってしまい、ライブ連チャンにしなくて良かった・・・と思った次第でございます。その前に、二日酔いで行けなかったと思いますが。
というワケで、実は最後の、イベントのメインである「ホフ・ディラン復活」ライブ、ほとんど記憶にございません(えー)。Bブロックの後ろのほうだったのですが、座っててもなんとなくステージが見えるかんじだったので、座って見てたら、このまま横になって寝たら気持ち良いだろうなーと思った覚えはある(笑)。当日、携帯からちまちま更新していたのも、最後の写真とかまったく覚えが無いです。よく写真とって、メール送信までしたもんだ(笑)。
曇り空ではありましたが、寒くもなく暑くもなく、「いい季節の野音」と言っていたYO-KINGのライブからスタート。倉持ソロはやっぱりゆるい。入る前に買ったたこ焼きを食べながら、まったり見ました。そうそう、このたこ焼き、全然期待してなかったら、たこが大きくてまぁまぁ美味しかった。で、ボーっと空を眺めていたら、だんだん薄っすらとピンク色に染まってきて、かすかに夕焼けがのぞいたのです。ステージが終わる頃には、もう夕闇が迫ってきてしまったのですが。トップがYO-KINGとはちょっと意外だったのですが、一番良い時間帯のライブでしたな。倉持ずるい(笑)。
次はTOMOVSKY。1人セッティングをさっさと終えてしまったトモフ、「野音ー!」「日比谷ー!」「俺トモフスキー!」と叫びまくり、会場は大笑い。野音でやるのを「興奮している、この興奮をそのまま持ち込みたい」というようなことを言って、ライブが始まった途端、1曲目でステージから飛び降り、前のお客さんとハイタッチ。トモフとばしまくり。「スポンジマン」ではおなじみの、1番が終わったあとの「シュッていうのを聞き逃さないように」と言って、その「シュッ」のあと会場が湧いていて、笑ってしまった。トモフの歌は言葉がきちんと耳に届くし、見ていて楽しい気分にさせてくれるライブ運びはさすがです。ちょっと今回はバタバタしていた感があって、「カンチガイの海」が走り気味だったのが残念かな。また野音で聴けることがあったら、じっくり聴きたい曲です。
うしろむきでOK!が抜けていたのでセットリスト訂正。

TOMOVSKY  セットリスト

1.うたいまくる40歳
2.うしろむきでOK!
3.いらない
4.脳
5.骨
6.カンチガイの海

7.スポンジマン
8.ワルクナイヨワクナイ

フラワーカンパニーズ。「真冬の盆踊り」のヨサホイの光景も圧巻だったのだけど、それよりも印象に残ったのが「深夜高速」での光景。すっかり酔いがまわってきた私は途中でトイレに行きたくなって、「深夜高速」で圭介が歌い始めたところで「深夜高速なら安心だ」と思い、トイレへ。この場所を離れてどこに居ても、ちゃんと響くと思ったから。そして、自分の席に戻る時に目にした、3000人の人々がじっと佇んでステージに耳を傾けてる様子。隣にそびえ立つビルの谷間に吸い込まれていく、音。
ここで、今のフラワーカンパニーズのワンマンを見てみたい、と思った。オフィス街のど真ん中で、絶望的で救いのない歌が、メロディにのって響き渡るところをもっともっと見てみたい。

フラワーカンパニーズ セットリスト

1.馬鹿の最高
2.はぐれ者讃歌
3.パンクはうまく踊れない
4.深夜高速
5.(メンバー紹介〜)アイム・オールライト
6.真冬の盆踊り