9/13 REBEL WALTZ@越谷EASY GOINGS

2週間前に怒髪天が追加になったイベント。メンツは良かったんですけどね・・・埼玉の越谷で、平日の16時半スタートって時点でビミョウ・・・。まぁでも千葉から武蔵野線に乗り換えれば1時間で着くみたいだし、それなら仕事終わりでも行けるし、行くことに。
5時すぎにハコに着いて友人を探すと、なぜか最前真ん中に居るじゃないか。「なんでそんなトコロにー」と言おうとしたら、ドラムをセッティングしている坂さんの姿が・・・もう怒髪天かよ!友人がウルフのトオルさんに遭遇した時に聞いてくれたのが「怒髪天は早くて5時台」とのことだったので、そんな早くはないだろーとタカをくくっていたら、マジで2番目でした。「間に合って良かった!」とかワーワー言いながら、勢いで前で見たはいいものの、怒髪天のライブを見るのって久しぶりなうえに、新しめの曲ってあんまり知らないんだった!こんなヤツが前で見てすみません。しかも、フロアは半分も埋まってない。SEの手拍子もまばらな中、メンバー登場。伸びた髪を下ろしていた増子兄ぃにビックリ。クロワッサンリーゼントの時とは別人のようですな。
「今日は17人って聞いてたんだけど、平日のこんな時間に仕事もしないロクデナシがこんなに」と言いつつも、「越谷は初めてだし、いきなり盛り上がられてもこっちもヒくんで、ぼちぼちでいいから」と増子兄ぃ。この日はリハが11時半と言われて、朝8時半に起きてきたのに、途中で事故渋滞にあって着いたのが13時すぎ。結局リハ無しに。待ち時間は、近くの居酒屋を用意してくれてたのはいいが、ライブ前で酒が飲めないのにつまみがバンバン出てきて、地獄のようだったとか。「飲んでたらもうココにいないからね」と「アンノくんの飲み物に睡眠薬でも入れて」ギターウルフも道連れに潰すのか!うーん、でもセイジさんには睡眠薬なんか効かないかもよ(笑)。あと、最後のほうでは増子兄ぃ「さっきからムダにいつもより動いてるから、終わったあとの酒のために。そのためだけに来ましたから」とか。せ、せつない・・・でも気持ちは分かる、わざわざ越谷まで来てふんだり蹴ったりなかんじだし。しかし、ラスト2曲「実録!コントライフ」でグッときて、「美学」で思わずコブシに力が入っちゃったよ。増子兄ぃが身を乗り出して歌うのを受け止めつつ。
やっぱりライブだなぁ、怒髪天の良さは、とあらためて思ったり。最近の曲って、ちょっと格好良い路線というか、結構力入っちゃってるところが一昨年のワンマンを見た時に、うーんと思ってて。でも、それは受け手である自分のテンションとか気分にも問題があるんだろうな、グッとくるかこないかは。要はバンドと自分の接点が近いかどうか。
あとさ、「お客さん来てくれて有難いけど、おかげで17年とかずっとダラダラ続けちゃってる。恨み半分」とか言ってて、ちょっとドキリ(笑)。でも見るほう演るほう、きっとどっちもそうなんだよ。もう諦めろ、増子兄ぃ。

怒髪天セットリスト
 1.人間バンザイ
 2.雑草挽歌
 3.ロクでナシ

 4.宿六小唄
 5.愛の嵐
 6.酒燃料爆進曲

 7.実録!コントライフ
 8.美学


さて、セットチェンジをしてRadio Carolineです。そしてそのまま何も考えずに前列に居残り。また中途半端にしか曲を知らない私。でも、新曲も聴き覚えがあるのが多くて楽しめたし、なかなか良いライブでしたよ。最初のほうでパッチがギターの弦を切った時は、今日ダメかなーと思ったけど。「TWISTIN'HEAD」のリフで使う弦だったのですが、なんとか誤魔化して乗り切るパッチ。よしよし。そしてウエノ社長は、2、3曲目にして早くもビールのおかわりをスタッフに催促。チューニングまで待てよ(笑)。とにかく社長の奇行が可笑しかった。ベースを弾きながら地団駄を踏む社長。しかも高速ステップ。いきなりベースアンプにチューしそうな勢いで張り付く社長。どうした社長!思わず友人と顔を見合わせて笑ってしまった。ゴキゲンだったのか、はたまた酒の力か。短いライブの間に、3本は空けてたし。ま、あの程度で社長が酔っぱらうとは思えませんが。この日レディキャロで一番全開だったのはこの人だろうな。
真也くんボーカルの「COMEON LET'S GO」のあと、最後は「DISCO MEXICO」で真也くんのドラムもバカスカと・・・つか、彼はあんな叩きっぷりだったっけ。パッチがギターソロでいつもの怪しげな微笑みではなく、無邪気な笑顔を浮かべてたのが印象的でした。あー、ホントに楽しいのかなぁと。終わって着替えて出てきたパッチをあとで見かけたら、その時とは違う人みたいでしたけどね。「疲れきってるね」「老いっぷりが激しい」と友人とポカーンと見送ってしまったよ(笑)。
レディキャロは狭いハコで見るほうがいいなー。音をグシャグシャーって浴びるくらいのほうが気持ち良いよ。

Radio Carolineセットリスト
 1.PUMPKIN JOE
 2.DEADEND SUMMER
 3.BIG TEARS
 4.TWISTIN'HEAD

 5.LAZY
 6.RIOT
 7.MACK ANNA
 8.BORING ROXY TIME

 9.MY SWEET LITTLE
10.KILL TIME BLUES
11.COMEON LET'S GO
12.DISCO MEXICO


ここで酒タイム。トラベラーズまでダラダラと。というか、フロアの外に居たらイマイチいつ始まってるのか分からず、中に入ってみたらもう始まってた。トラベラーズは初見だったのですが、ジャズバンドのライブ自体久しぶりで楽しかったです。前の日の夜に出て、都内を通過して越谷に向かうところで迷ったとか。トラベラーズって九州でしたっけ。いやー、お疲れさんです・・・。


最後はもちろんギターウルフですよ。再び前に行く友人たちとは別に、壁際でまったりと。客をステージに上げてギター弾かせるんではなく、組み体操してましたよ、セイジさん。しかも4段とかにしちゃって、もうセイジさんが上に乗る前にグズグズです。男子だけかと思ったら女子も混じってて、友人もセイジさんに肩を叩かれたそうですが、拒否ってステージに上がらなかったらしい(笑)。アンコールが終わって、もう23時オーバー。急いで帰るコを見送って、友と合流すると、セイジさんだけ出てきた。前のほうだったので少々ビビリつつ、「これは安全だから」と友(笑)。たしかに、セイジさんがギター1本で歌ってたので安全(笑)。


いやー、これだけ見ればお腹いっぱいだけどさ、なんかこのイベント、バンド集めるだけ集めました感がねー、夏の青森のイベントと似たようなニオイが・・・ううむ。