偶然の在庫は無くなって 気まぐれも全部使い切って そんなでもまだまだ骨は走っている

トモくんのオフィシャルの掲示板で、〝BEST〟のコメントを募集してますけども、トモくんの曲は聴いてると自分の中でいろんな感想が沸いてくるので、簡潔に説明するのって難しいなぁ、と思います。ま、単純に文才もボキャブラリーも貧困なだけですけど・・・。
ポップで楽しくて、やる気があるのか無いのか、ほわーんと漂っていたかと思うと、サーッと通り過ぎていったり、立ち止まっているようで、実はずっと先でのんびり構えていて、子供のようにはしゃいでいるんだけど、シュールだったり。童話を読んだ時の感覚に似ている。

BEST

〝BEST〟は、以前の音源を聴いたことが無いので新録との比較は出来ませんが、「いとしのワンダ」が一番好きかな。あと「骨」。〝BEST〟もいいけど、アルバム〝39〟が好きです。ローファイでスカスカでペカペカなんだけど、それがちょうど良い。コンパクトにまとまってて良いです。昨年の冬の夕方、仕事で疲れきって帰っている時に、「5時のチャイム」が冬独特の白っ茶けた空にハマリすぎて、途中でブレイクして再び演奏が始まるあの瞬間に、道端で泣きそうになって困りました。そして、最後の「歌う39歳」のアホテンションで、さっきの感動を返せ！という気分になったというオチ付き(笑)。

39

ライブを見ていると、頭の回転の早い人だなぁと思います、TOMOVSKYは。