4/19 ROCK OF SILENCE@渋谷クアトロ

Radio Carolinebloodthirsty butchers、MO'SOME TONEBENDERに、KOOLOGIの出演が追加になったトライアドのイベント。S嬢が言ってた〝地獄絵図〟になりそうなメンツでしたが、実際はそうでもなくて、下のフロアで見ていたけど結構平気だった。端にいたからかもしれないけど。
暗がりのステージに細長い人がツカツカとやってきて、初っ端はKOOLOGIだと分かる(笑)。ワンマンは見ていないので、千葉ルックのイベント以来2回目。千葉ルックはかなり微妙なライブだったので、アベも久しぶりのステージで見るからに緊張しているのが分かったし。それからどうなっているかと思って見ていたけど、20分くらいで終わってしまって、またしても全然掴めなかったよ!なんかCD聴いてるみたいだった。全員上手くて格好良いんだけど、上手いだけにソツが無いというか。
次はMO'SOME TONEBENDER。ちょうど1年前にタワレコのイベントで見て、その後見れる機会があったにも関わらず、ことごとく逃していたので今回やっと見れる。前回見た時に、音を出した瞬間のリズム隊の音圧に物凄く驚いたのだけど、今回は居た場所が悪かったのか、PAが良くなかったのか、ドラムがこもりがちで残念。こういう爆音のライブは滅多に見ないので、思いっきり爆音を浴びようと思ってたのに。百々氏は結構機嫌良くやっていたようで、最後「もっと演りたいけど終わり」と言っていた。
そしてレディオキャロラインモーサムが終わったら、一気に自分の前がスカスカに・・・。なので、スピーカーの前で余裕で見る。今度出る〝GLOW〟の曲が中心で、アルバム〝DEAD GROOVY ACTION〟からは「Sunset Blues」と「Flared Eyed Stoned」のみで、「天国ロック」とか「DEAD GROOVY ACTION」とかナシという。でも、新曲のほうがパッチのギターが全開で好きだ。ギターとベースの絡みは良かったのだけど、ドラムがもうひと頑張りといったところ。いや、頑張ってたけど、途中でギターとベースについていってる感があって。真也くんを見ててたまに気になるのが、下を向いて叩くこと。合わせようとしてほかの音を聴いてるのかもしれないけど、なんか周りのことは見ないで叩いてる印象を受けるんだよな。しかしリズムキープといったドラムは、相変わらずさすがだなと。そのリズム感を少し分けて欲しー。パッチが最後フロアにギターを放り投げる。こないだのQueで見たぐちゃぐちゃ感のあるほうが良かったけど、以前のように退屈は襲ってこなくなったなー。ワンマンはやっぱり見に行きたい。
トリはブッチャーズ。入る前にどういう順番だろ、おもてに書いてる順番?KOOLOGIトリ?それはないだろーって、友人がブッチャーズとかって言ってたら、やっぱりそうだった。格好良い音だなーと思うけど、どうもエモ系は音に気持ちが入っていかないので、ビールが飲み終わったら帰ったのだけど、なんでクアトロのドリンクはオロナミンC割りなんて出来たのか。普通にビールを頼んだのに、混んでたから適当に出されて、飲んだらオロナミンwithビアだった。やっぱりビールは普通のほうが・・・。
しかしKOOLOGIで弾いてるアベを見ていると、またギターを弾いている姿を見られるのは嬉しい反面、なんだか不安な気持ちに。正直な話、千葉ルックで見た時、カッティングとかチョーキングはモロにアベのギターで懐かしいというか嬉しいと思ったのだけど、ギターソロなんかは、え?と思ったんだよね。感じるものがないというか。アベのギターってこんなんだったかなーって。でもKOOLOGIのライブで弾くのは初めてだったワケだし、これだけで判断するのもと思ったのだけど。クアトロでもその感じは拭えなくて。そんなことを友人とメールしていたら、レディキャロの初期もそうだったけど、その人の良さが生かされてないっていう友人のメールで、そうそうそうなんだよなーと。でもレディキャロも散々ダメと言い続けて、今や好きと言えるくらいにまでなったし。今は手探りだと思うけど、頑張って欲しい。