thee michelle gun elephant

Chicken Zombies

Chicken Zombies

昨年の終わり頃に、改めてミッシェルのアルバムを聴き返してみて、メロディ、アレンジ、音作りにおいて、やっぱり一番出来の良いアルバムはこの「チキンゾンビーズ」だなぁと。「ゲットアップルーシー」「カルチャー」「バードメン」とシングル曲が3曲収録されていたこともあって、どうもそのイメージが強く、アルバムとしてはあまりピンとこなくて、ずっと「ギヤブルーズ」か「ハイタイム」が一番好きだったのですが。「ギヤブルーズ」以降は、ドロッとした部分が強くなって、重圧感にメロディの流れが押さえつけられている感が。そのドロッとして、地を這いずり回っているようなところがミッシェルの格好良さでもあったのですけど。
「チキンゾンビーズ」の中では「ロシアンハスキー」「ハイチャイナ」「ゲットアップルーシー」「ブギー」は最初に聴いた時から好きだったのですが、「サニーサイドリバー」はロデタンツアーで物凄く良い演奏で聴いたことがあり、この曲ってこんなに良い曲だったのかーと感激して、あっさり超えてしまいました。今でも「サニーサイドリバー」を聴くと、自然に音に合わせて体が揺れた、その時の空気が鮮明に蘇ってきます。
あと、「ランブル」。ただ単に「キャンディハウス」「ゲットアップルーシー」「カルチャー」のマキシを寄せ集めただけなのに、なぜか凄く好きです。音の隙間とか、チープさ加減が良いです。
RUMBLE

RUMBLE