11/27 The ピーズ@熊谷VOGUE

1曲目は「マスカキザル」! 「そろそろネタも尽きてきたけど」と千葉ルックではるくんが言っていたのだけど、今回の晩秋シリーズでまだ演っていなかった曲で始まりましたよ。おぉー!タイトルとは裏腹に哀愁漂う曲ですよ。
“マスカキザル 夢見るだけ 見るのはタダだぜ タダだぜ”
熊谷の対バンはスキャナーズサンボマスターだったのですが、サンボのボーカルギター山口がMCで、はる氏は人の話を半分も聞いていないとか、Tシャツを交換したら「一度洗わないと汗吸わないから」って着ねーんだとか言っていて。でもはるくん、サンボT着て出てきましたよ。アビさんが、サンボがうるさくてヒゲ剃るの忘れたと言って無精ヒゲをはやしたままだったり、はるくんもMCで喋っているとサンボネタになっていたのですが、どうやら楽屋は相当賑やかだった様子。http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Keyboard/4356/ Drキウチ「オレ日記。」11/27(http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=301785&log=20041127
そんなワケではるくん「気が散るー、演奏出来ないっ!」と言っていたのですが、後半はかなり気合い入れてやっていて良かった! メロディアスな曲多めで「線香花火大会」とか「ヒッピー」とかライブで聴くのはしばらくぶりだったし、「チキチキバンバン」はやっぱり楽しくて、そのあとは良いテンションで、特に最後の「カラーゲ」は良かったなー。けど、なんかあっという間でもっと観たかった・・・。でも来月はワンマンあるし。楽しみだー。
1.マスカキザル 2.バカになったのに 3.いちゃつく2人 4.小さな木の実 5.実験4号 6.新曲 (体にいいパンクス) 7.線香花火大会 8.新曲 クリスマス 9.ヒッピー 10.チキチキバンバン 11.喰えそーもねー 12.生きのばし (En)サイナラ カラーゲ
晩秋ツアーでずっと演奏されていた新曲のクリスマスのうた。横浜で初めて聴いた時は、ほわわーんとしていたら、アビさんがニコニコ笑顔でギターを弾いていたから、そのままほわーんと聴いていて。どんな歌詞なのかなーと、次の宇都宮でなんとなく聞き取った歌詞に愕然。
 神様 どこからどこ見てんだ もういっぱい死んだぜ まだ足りねーか
こういう詩だとは・・・。ピーズには珍しくこれは反戦のうたなのかなぁと。O.P.KINGで「ミサイル畑で雇われて」では社会的なことを歌っているけど。でもそのあと2回聞いてやっぱり反戦というよりも、“クリスマスにすがるしか無い世界、クリスマスにもすがれない世界”と歌う詩の切なさと、メロディの温もりは、はるくんの、ピーズらしい“優しいうた”だと思う。
(追記)それからこの日特に印象的だったのは、実験4号。アビさんがニコニコしながらずっとはるくんのほうを見てギターを弾いていて、しんちゃんもはるくんを見ながらはるくんに合わせるように慎重にドラムを叩いていて。はるくんは真っ直ぐ前を見て歌っていて。そのステージの光景は、一週間経った今でもすごく鮮明に覚えている。